鏡の中の王妃

2003年12月13日
「白雪姫」のまま母って知っていますか?
白雪姫が生まれた後に後妻としてやってきた美しいが、根性の悪いお妃。
彼女は、「この世で一番美しいのは誰?」と聞くと鏡は「お后様は、この世で一番美しい。けれど白雪姫は、千倍も万倍も美しい」
と言われ白雪姫に嫉妬したお妃は白雪姫を亡き者にしようとして、三度挑戦するが失敗し、白雪姫はちょうど通りかかった王子に救われる。
お妃は、後妻として登場するのだけど、本当は実の母親だったに違いない。
ただそれでは、あまりに残酷だから継母に置き換えたのだろう。
この説には、確信がある。

何故って、私にもその気持ちが痛いほど理解できるから。
私は、絶世の美女ではないけれど、若くて元気な娘たちがどんどん美しくなることに、羨望のまなざしで見ているから。

今日美容院でカットとカラーをしてもらったけれど、どんなにお金と手間をかけても若い娘にはかなわないのだ。
美容師のお兄さんは、それが仕事だから愛想もお世辞も言ってくれるけど、お世辞だとは先刻承知なんだもん。
お世辞とわかっていても、やっぱり女は、褒めてもらいたいと思っている。
40歳になろうと50歳になろうと。

でも世の殿方は、自分のパートナーを褒めない。
褒めたら自分の価値が下がると思ってるのかなあ?
褒めて、相手を気持ちよくさせてこの世がうまく回るならこんな安上がりな投資はないんだけどね。

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