虫歯予防デー

2004年6月4日 お仕事
今日は、仕事を9時間した。
朝は、入れ歯の患者さんが多い。
午後は、学校検診で虫歯の見つかった、小学生や中学生が結構来た。

中でも印象的だったのは、4歳のFちゃん。
治療を始めるために、もう4回以上来院している。
お医者さんが大嫌いらしく、いつも大泣きしている。

院長は、絶対患者さんが納得しないと治療を始めない。
子どもでも同じ。
だから、無理矢理の治療は絶対しない。

子どもには、始め一人でイスに座ることから練習させる。
2回目、ミラーを口の中に入れる練習。
3回目、タービンやバキュームを手に触らせて様子を見る。
4回目、一人でイスに座って口の中を触らせる。

なんて具合です。
これで、どんな子どもでも、治療を受けられるようになると
自信を持っている。

ところが、このFちゃんだけはどうも難しいらしい。
何回も治療につれてこられるお母さんやお父さんも大変だけど、
幼児期に、歯科がトラウマになったら、一生歯を大切に出来ないから。

大人の患者さんでも、凄く緊張している人が山ほどいる。
歯医者が嫌いで、痛いのを我慢して我慢してひどくなってから
やっと、駆け込んで来られる人も多い。

まあ、歯科と耳鼻科は、機械の音が恐怖心をあおるからね。
仕方ないけど。

歯科医療は予防が何よりとつくづく思います。

彩華さんへ秘密あり

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