もう亡くなった昔話の語り部。お父さんから聞いた200話あまりの昔話を正確に語れたという。

彼女が語っている姿をビデオで見せてもらう。多分80才近い頃の映像だが、お顔をみてビックリ。若い。表情が多くて生き生きとしていて語りもとても面白い。
語りを続けていると顔の筋肉が衰えないのだと思った。
彼女は、30過ぎてから少しずつ語り始め、本格的に語り出したのは60才頃と言われる。語り続けているからこそ出来た顔の表情だ。
 
彼女の語りが面白かった事は、言うまでもないが、彼女の表情や視線など視覚的な情報が昔話を面白くしていることを知った。
簡単な手振りなども付いていた。

私も現代の語り手を目指して少しづつ、覚えて語っているけれど、彼女のように語れるまで50年かかるだろう。
やっぱり長生きしよう。そして日々精進有るのみ。

彼女はこのときすでに老女だが、語っているときは老女に見えなかった。げんきなお年寄りは私を一番元気づけてくれる。
まだまだ、私には出来ることがある。
目指せ元気なストーリーテラー!

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