半日観光ツアーが、この旅行にはついていたので、二人で地下鉄に乗って待ち合わせ場所のパリLOOKの前に出掛ける。
時間より早く着いたので、早朝のオペラ地区をうろうろ。
まだ早いのでカフェも空いていない。

路をドンドン歩いていると小さな教会に行き当たる。
教会はいつでも入場無料だから、勝手に入って勝手に拝ませていただく? 祈りを捧げなくちゃいけないのだが私はクリスチャンじゃないし。

パリLOOK前には沢山の日本人が集まっていて、日本人のガイドさんに点呼されて2台のバスに詰め込まれる。
それからが、ガイドさんの本領発揮。
パリの案内だけならおとなしく聞いていられるのだが、パリの犯罪事情や、習慣について長々と聞かされる。
それと、他のオプショナルツアーの売り込みに必死なのだ。
それは、空港からホテルへ連れて行ってくれてガイドさんも一緒だった。「クロワッサンさんはパリは何度目ですか?」と聞かれた。私たちが全くオプショナルツアーを申し込んでいなかったからだとあとで気が付いた。

バスをモンマルトルの丘の近くで降りてサクレクール寺院を見学
ここでもガイドさんの説明が諄くて閉口。
サクレクール寺院からのパリの景色を30分ほど楽しむ。
この辺りは、昔から画家たちが集まる地域らしく似顔絵描きのおじさん達が寄ってきて、「コンニチワ」と話しかけてくる。
そこで覚え立てのフランス語で「NON MERCI」と断り続ける。

土産物屋さんでフランスパンの形をしたボールペンを見つけた。
買いたかったが時間が無くて断念。
欲しかったなあ。(このころはまだ1ユーロが140円ぐらいと言うのが頭に入っていなくて高いのか安いのか分からない。)

車の中からオペラ座やシャンゼリゼ通りや凱旋門を眺めるがあっという間に行きすぎるので印象が薄くてつまらない。
エッフェル塔がよく見える場所で記念撮影。

なんだかんだとガイドさんのお喋りを聞いている内に時間なり、バスを降りて高島屋の店内に案内される。うっそ〜!!!
そこで土産物を売っている端っこのコーナーに案内されてまたセールスをきくはめに。

やっと開放されて店内のトイレに行く。
デパートのトイレは、無料で安全だからという理由で。

娘は、ツアーのあまりにもお節介すぎるガイドの説明にうんざりし、セールストークにげんなりし、「もう絶対ツアーなんかいらんわ」と言い出す始末。
私は、彼女にどれだけ行動力があるのかこの時点では分かっていなかったのだが、せっかく二人で来ているのだし娘の意見を尊重することにした。

もう時間はすでに1時をかなり回っていたのでランチをすることに。裏通りで11ユーロと書いてある看板を見つけて入ることにする。
メニューはフランス語しか書いていなかったが、11EURと14EURと書いてある、お徳用メニューを見つけて、娘は前菜と
魚の料理を、私はハンバーグとヨーグルトのデザートを注文。
(実は本当は何が出てくるか?だった。魚か肉かの区別しか私の
フランス語読解能力はナイのだった。)

でも何とか出された料理を見て安心する。
但し、付け合わせのフレンチフライの量の多さにビックリ。
パンが無くてもお腹がいっぱいになるぐらいだ。
でもココでは、二人とも完食。
14EURの前菜とメインとデザートの三皿にしていたら食べ残していただろう。

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