今朝の○日新聞の投稿欄を読んでいて涙が出た。
39歳の母親が、16歳の息子をこの4月末に悪性腫瘍でなくしたが、
母の日に息子の夢を見たという内容だった。
その息子さんの年齢が16歳8ヶ月。
我が家の娘も16歳8ヶ月。多分同じ年の同じ月に生まれたお子さんだろう。

そう思うと娘と置き換えて、たまらなく悲しくて涙が出た。
娘はいろいろ問題は抱えているけれど、命に関わる病気はなく、病院には通院しているが、元気に学校にも行っている。

母親は、欲張りだから元気であればさらに彼女の実力以上のことを望むし、ついつい小言を言ってしまう。

元気であればいつか彼女らしい生き方も見つかるだろう。
こどもを3人も育てていながら、この子供達が突然自分の前から姿を消すことなど考えても見なかった。
でも現実には、いろんな子供達がいろんな病気や事故で命を奪われている。
先日のJRの列車事故では、前途ある大学生が何人も命を落とした。長女と同じ年で就職活動中の4年生もいた。

子育てをしていることがありがたいことだと思っていなかった。
3人もの娘を授かったことだけでも幸せなことだし、3人が元気でいてくれることそれもありがたい事なんだと改めて思った。

娘?が生まれて間もないころこの赤ちゃんが3歳まで生きられるだろうかとずっと不安に思っていた。
その娘も16歳。
ちょっと他のお子さんよりゆっくり成長しているけど、この世に毎日生きている。

なくなった16歳の息子さんのお母さんの気持ちを考えると、私はもっともっと娘達に感謝しなくてはいけない。
娘達が元気でいてくれるだけでありがとうを心から言える母親になりたい。

コメント